小江戸川越発リノベーション不動産 革命的賃貸管理会社

 

昔は殆どの戸建はトイレが１つだったと思います。

私の実家も１つでした。

 

昔のセピアな（？）思い出の一つですが、誰とは言いませんが、

毎朝7時20分から30分にかけて占領する人がおりました。

朝の10分がどれだけ貴重か、そして、待たされる10分の

なんと長く感じることか。

きまって私と弟が

「お父さん、早く出てよぉおおおおおおおお」

と叫ぶのでした。（あ、言っちゃった）

 

こんな毎日だったので、結婚していつか戸建を持つことになったら、

絶対トイレは２つと決めていた幼き日々でございます。

 

ですから、当然の如く、我が家にはトイレが２つあるわけですが、

最初の5年は殆ど使われませんでした。

生活の中心は1階。寝るのも1階。2階は物置小屋状態でしたから

当然の結果でしょう。

きづな住宅を始めた頃、2階の1室が作業室になり、もう1室が子供の

遊び部屋になり、2階のトイレはちょこちょこ使われるようになりました。

 

そして現在。

昔の私のように、朝の短い時間にトイレ合戦を始める兄妹がいます。

2階のトイレを嫌がって我慢しようとするので、

 

「どうして2階のトイレが嫌なの？」

と聞くと、

 

「音楽がないんだもん」

 

1階のトイレはＬＩＸＬＩのショーウィンドーに飾ってあったのが

気に入っちゃって、つい選んだら、メロディ機能がもれなく

付いてきたというものだったのですが、音楽を聴きながらの

トイレに慣れてしまっていたようです。

でも、それで我慢するのは体にもよくないので、

 

 

2階のトイレを飾り付けしてみました。

トイレの狭い空間て、１つのテーマに絞りやすいので

楽ですね。

トイレに座ってからでも手が届くところに

長男が赤ちゃんの頃から使っている「音楽のなる絵本」を設置。

３０秒ほどの音楽が流れ、20ほどの選曲が可能です。

 

そうしたら、お子様達、喜んで2階も使うようになりました。

めでたしめでたし♪

 

そういえば、こんな友人のお家がありました。

2世帯住宅で、1階はご両親宅、2階は自宅。

2階の階段すぐにお客様用のトイレ、そして、奥のバスルームの

隣に自分達用のトイレ。もちろん急な時はお客様用も

使っていたようですが、トイレって1日１回掃除しても、

いざ来客の時に実はきれいになってないこともありますから、

そういう考えもあるんだなぁと感心したものです。

そのうち、マンションの１室にもトイレが２つあるところも

出てくるかもしれませんね。

ちなみに、我が家のトイレはリビングもキッチンも通って

トイレに行くことになるので、お客様にはお目汚しになることも

しばしばです。

（いつか、モデルルームのように美しく整頓したいものです）

 

なんか、トイレ話が長くなってしまった。

川島綾子でした。