小江戸・川越の不動産売買事情

 

読者の皆様、こんにちは。

最近、色々な方から「東武東上線沿線は不動産価格の下落が少なくていいね」

よく耳にする様になりました。

 

多い、とか少ないとか、優位とか、良好とか、

不動産に良く使われる比較関する言葉ですが、

本来コレは「比較対象があって成立する」ものでしょう。

 

比較の話をする時に頭が良いか、頭が切れるかどうかは、どんな学校を出たかではなくて

比較をするときに、「Aと比べてBはどうなのでしょうか？」と

「私は今〇〇なので今度◯◯にしたらどうでしょうか？」と相手に

質問できるかどうかでしょう。

私が一番困るのは「◯◯ってどうですか？」と言う質問です。

よく知る方からのこの質問でしたら

お答えできますが、初対面、ましてや初お電話でこの質問には

何ともお答えし難く…

 

話を川越の不動産の将来性に戻しまして、

東武東上線沿線は不動産良いね、は大抵、西武新宿線沿線との

比較が多いのですね。最近は川越でも顔色の悪い業者さんが増えたと

昨日書きましたが、西武線の業者さんの方が、7・8年前から

顔色の怪しい人達が増えていました。

私はきづな住宅を開業する前の年は、住宅情報館株式会社の

所沢店の第18代目の店長をさせて頂いており、約2年の在任期間は

歴代の店長の中では最長でした。

(残念ながら私の退社後2年で住宅情報館・所沢店は閉店されています)

 

また、不動産の未来を沿線で括るのは大雑把過ぎますね。

東武東上線も池袋から和光市までが第1ピリオド。

川越市駅までが第2ピリオド。

川越市から下りが第3ピリオドで、小川町から下りと、

坂戸から下りと越生線が第4ピリオドでしょう。

 

西武新宿線なら、新所沢までと本川越までで区切りがあり、

新所沢から下りは、狭山市駅と本川越駅が良くて、

狭山市より下りの本川越の方が格上で、

それ以外の駅は…と言う『下るほど安いわけではない』

そんな特徴があります。

 

最近の小江戸・川越の不動産事情ですが、劇的変化が起きていますね。

弊社は拘り不動産会社で、ジャンルが違う会社なので、ホームページでも取り上げない、

量産型の建売住宅がサッパリ売れなくなっています。

一建設(イチケン)さんやアーネストワン(アーネスト)さんの顔色

が相当悪いです。まぁ、川越でも郊外が中心の会社ですからと、

昔なら話を流したところですが、最近は駅近エリアでも一棟現場が多く、

これも売れなくて街場の不動産価格を下方に引っ張る要因です。

 

相場無視の建売会社に未来は無いのですが、散々荒らされて

その後残る市場はどうなるのだろうかと考えた時、答えは出ますね。

マイホームのご相談は、5・10・20・35・50年後の未来まで

一緒に考えて、選んだり、建てたり、壊したり、リフォームしたり、賃貸にしたり

いたしましょう。

いきなり、自分のこと何も知らない営業マンに、何がオススメですか？→

ハイこれがオススメです→

なるほど、これいいですね→

早くしないと決まっちゃいますよ→契約  

こんな不動産の決め方、賃貸でも売買でもリフォームでも最悪ですよ。

弊社ではあり得ません。

ご家族ごとに、家庭に事情や家族構成、育たれた環境が違い、ご夫婦でもそれが違うことを理解

している人でないと不動産営業は本来、不適格なのですが…