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読者の皆様、こんにちは。
シルバーウィーク、住宅のサラリーマン営業マンには迷惑でしょうね…
余りお客さん来ないのに、全部出勤…しかもいつも休みの火曜日水曜日
が出。 リズムも崩れ、家族とは遊べず。
これが不満なら、独立しましょう!
さて、ダイハツの新車、キャスト。
酷いですね。
全くハスラーのマネ。それなのにハスラーより断然デザインがワルイ。
丸目のライトと塗装ツートンをパクればイイやと言う発想。
私は、この様なことが起きると、最初に新しいムーブメントを起こした方を
余計肩入れしたくなる人間です。
発想はお金がかかりませんが、その発想の成功を横目にタダもらい
しようとする根性が気に入りません。
まぁ、販売を見れば結果は明らかと思いますので。
先駆者利益、二番煎じは苦戦と言う事実は、こうした人間の心理面からも先駆者がリードを
拡げられることから来るのでしょう。
さて、ハスラーの丸目のライト。 カワイイですね。
私が大学生の頃、199x年、インプレッサが大人気でした。
ところが2000年11月デビューした、「丸目インプレッサ」が
大ハズレ、不評中の不評で、わずか2年で丸目→涙目に。
涙目が良いとは思いませんが、世間には受け入れられませんでした。
私は、この丸目が受け入れられなかったことに対する考察をずっとして来ました。
建築のデザインもするきづな社長。 円とは本来、人を安心させる効果がある形です。
女性の身体が丸みを帯びる様に神様が設計したのも、男に愛される様に、
男を惹きつけ、世で闘う男子を安心させる為。
ドラえもん、私も小さい頃よく見ましたし、今でも大人気ですね。
そんな何世代にも渡って愛される現役のアニメのキャラ、他にありますでしょうか?
ドラえもんがなぜ永く愛されるのか?といつ考察についても、インプレッサのそれと
共に考えて居ました。
ダイハツキャストのCMに腹が経ち、このブログを書くきっかけとなった訳です。
どうでしょう、1950から世界で愛され続けるワーゲンバス。
人を、老若男女を何世代にも渡り、ここまで魅了するのは、
この「クロームに縁取られた丸いヘッドライト」が最大のポイントだと思います。
「丸」には安心感があるのです。 誰もが気を許す、魅力があるのです。
私もこれを読んでくださっている貴方もヤクザの親分も、かつては母の身体から
産まれた一人の赤ん坊だったと言う事実は、全世界の全員に共通しているのです。
赤ん坊がころっころ丸く、ふくよかなのは、育ててもらう為。
親に捨てられない様にする為。
仔犬がカワイイのも、同じ理由でしょう。
成犬を心の底からカワイイと思うのは飼い主で、赤の他人は他人の成犬を
その子が仔犬の時ほどカワイイと思う確率は相当下がりますね。
成犬は仔犬と比べて丸みは無くなり、筋肉質で逞しくなりますね。
やはり「丸」には安心感があり、「つぶらな瞳」は最高のチャームポイントなのです。
円谷さんのつぶらは円と言う字ですね、円はすなわち、丸のこと。
バブル崩壊前のBMW(E30)のヘッドライトは丸でした。
バブル崩壊を機に、1997年までE36型BMWからは車は角ばって行きました。
角ばって行くだけでなく、吊り目にキツイ顔が受けました。
今のホンダのオデッセイの顔つきみたいな車が増え、カッコイイ顔
に角張ったボディーの車ばかりになりました。
日本もバブル崩壊から、ITバブル崩壊、人々の財布の紐は固くなり、
失われた25年とも言われた時代です。
ハスラーが出て来たタイミングは、安部政権になり、日本経済が新たな局面に
差し掛かって、薄日が差して来た頃、世に出、大ヒットとなりました。
人はやはり、丸に安心感を感じていたのです。
カッコつけの角張った時代の車は、プラットホーム共通化や部品共通化で
よりデザイン性の、個性の失われたものばかりになり、人は人と違う、
今までとは違う何かを車に模索していたのです。
そこへタイミング良く、今日本で最も売れ筋な軽自動車のカテゴリーで、燃費も良く、
価格も手頃。 大ヒットとなった訳です。
ワーゲンバスのツートンカラー、イイですよね。
日本でハスラーの様にツートンカラー、自分で選べるの、なかったですよね。
屋根とその下で塗り分けると言うのがイイですね。
世の中の欲する欲求を形にして世に送り出す。これがマーケティングですね。
人の成功した他社製品をモノマネして出すと、マネシタ産業とか言われますね。
インプレッサは、速く、格好良さが売りで、走り屋・走りの好きな人が
乗る車です。
走りはどうでもイイと言う人が乗る車ではありません(1.4リットルの格安モデルは除く)
ので、しかも当時街を占拠していたカッコイイ初代インプレッサがまだまだ人気の時の
デビューでしたから、受けなかったのでしょう。
BMWE30の様に、丸目を使いながらも、精悍なマスクでしたら結果は
違ったと思いますが、
1.走りが好きな若者の車にしては、フロントマスクが可愛すぎた
2.まだ角ばった先代のデザインが陳腐化していなく、人気なのに、ガラッと変え過ぎた
→人は性能の向上は求めていたが、エクステリアは変えて欲しくなかった
→マーケティングの失敗
3.丸いライトの縁取りや枠が無く、迫力に欠けてしまった。
色々考察して来ましたが、2015年の今、1990年代と比べて、この25年で
人は車に走りの良さより、足としての車、経済性を求める様になりました。
女性が車を買う決定権者になる割合も増えました。
以上の理由で、「丸みを帯びたデザインは受けるのでは無いか」
「手の届く範囲の価格なら、人は人と違う車に乗りたいのではないか?」
この仮説、スズキのマーケティングの勝利なのです。
どうでしょう、人と違う車に乗りたくて、ウズウズしている貴方。
ハスラーじゃ、大衆化して来たので「人と違う車」では無くなってしまいそうです。
ワーゲンバスに一緒に乗りませんか?
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受け付けております(笑)