小江戸川越発リノベーション不動産 革命的賃貸管理会社

 

読者の皆様。こんにちは。

最近きづな社長が「ははっー」とお説教されて

我に返った文献がありまして、今日はそれをご紹介させていただきます。

 

【90歳の現役助産師 坂本フジヱさん談 　特集・日本の未来へ　日経ビジネス2014.12.12号より転写】

 

いつからかな、子供を「つくる」「産む」って言い方が普通になったな。

私なんかはやっぱり「授かる」って気持ちが強い。

 

お産を手伝うていつも思うんは、赤ちゃんは一生懸命自分で産まれて

くるんや。

お母さんが産むのと違う。

赤ちゃんが何も言わんからって、解らんと思ったら大間違いや。

 

最近の人は賢いせいか、計画通りに人生が進むと思うてるように思う。

子供がおったら、人生が邪魔されると思うようなところがあるでしょう。

「何歳までは赤ちゃんつくらん」とかな。

でも、思い通りに行かんのが人生や。

 

結婚も育児も一人でするんとちゃうから、相手のことを考えなきゃあかん。

夫婦が仲良うなければ、子供は生まれん。

親が喧嘩したりして、子供のことを一生懸命考えて維持せんかったら、

どっかでそれはその子の人間に影響が出る。

 

お産はご飯食べてうんこしてっていう生活の一コマです。

人間が何万年と繰り返してきた自然のことや。

その過程の一つに生き物としての意味がちゃーんとある。

医療が進歩して昔よりお産が楽になったけど、「病院行ったら

勝手に産ましてくれる」って親も増えた。

 

苦労が少ないせいか、今と昔だと子供を可愛く思う度合いも違てる

気はする。今の人は少し義務的かな。

 

高校の性教育なんておかしな。いかに妊娠せんかみたいなことばかりや。

それより大事なことがあるんと違うか。

私は半年たったら、お母さん仕事してええって言います。

その分一緒の時に

「あんたが元気でいい子でいてくれるから仕事が出来る。ありがとう。」

ってしてやれば大丈夫でって。

近ごろは、10カ月くらいで歩く子が多いんです。

そんな子供の進化も認めてええんちゃうかな。

子供はぜ全部わかってるんや。

 

 

まさに。まさにm(__)m

私を含めた最近の人に向けた、毎日生命の誕生と向き合ってきた

おばあちゃんが一番伝えたいことなのでしょう。

日経ビジネスを読んでいて、今までで一番心に刺さる記事でした。

 

未来。それは過去から繋がるもの。

未来につなげるには、また私達でもあります。

私は以後、子供は授かったもの。

授かりものと、もっと意識を強くし、いつか育ジイとなり、後世に伝えていきたいと

思います。