小江戸川越発リノベーション不動産 革命的賃貸管理会社

 

読者の皆様、こんにちは。

痛ましいニュースが新聞に出ておりました。

↑リンクよりニュースをご覧ください。

 

小田原市の生活保護の方たちを担当する係＝ケースワーカー

の方々が、自腹でこのようなジャンパーを作り、着ていたという

ものです。

 

小田原市では2007年に市役所で生活保護を取り消しされた人が

職員を切りつけた事件があったそうで、ソレとコレは関係が

あるのかもしれませんが・・・

 

世間では炎上していて、「こんな職員は首」だとか

「とんでもない」とか、まぁ、それはそうなのですが。

 

このジャンパーの製作された背景には二つの問題点があると

思います。

生活保護の不正受給する人は悪い人で、もちろんその発見や

制度が必要な人だけが受けられるようにしなければならないのに、

不正受給やなりすまし受給者が多数いる、ということ。

 

もう一つは、こんなジャンバーを作ることを市役所職員が

行動に移すほど、生活保護受給者の中に「酷い」人が一部いて、

そういう一部の人たちへの対応に職員が疲弊したり、精神的に

何らかの悩みやストレスを感じている、ということです。

 

私も仕事柄、ケースワーカーの方とお話しする機会はたくさんあります。

また、生活保護受給者の方からケースワーカーの方への評判や対応について

お話をされ、苦情や相談を受けることもあります。

 

いづれにせよ、小田原市もそうだそうですが、我が町川越市も

生活福祉課のブース（席数）が年々どんどん拡がっているのです。

職員も増員されています。

増員が追い付かないほどの対応を迫られている市町村も

少なくないのではないかと思います。

 

そこで働く職員の方々の疲弊具合、レベルは、最近の個人のEC（楽天やアマゾン）での買い物

増加による宅配便の数の激増で疲弊しているヤマト運輸や佐川急便の

セールスドライバーさん達のようです。

 

社会生活福祉に関し、全体を今こそ日本は見直す時です。

色々と改革しなければなりません。

必要な人に、必要な保障を。

悪質な需給を減らす。

 

いつも現場にいる不動産業者は、リアルに生活保護の

方々の生活を住まいのお手伝いを通じて良く知っています。

息子夫婦の年収が1,000万円を軽く超えていて、同じ市町村でそばに住んでいるのに

親を生活保護受給させてアパートに放り込もうとする人たちが

いることを知っています。

心が痛む生活保護受給案件は芸能人の親だけではありません。

こんな実例はいくらでもあります。

息子の市民税納入額から需給を止めることも必要でしょう。

同じ市町村なら、市役所の中ですぐわかるではないか。

新たな公正な基準を作るべきです。

 

こういった社会制度を改革などするときに

良く報道で「有識者」と呼ばれる人たちで「会議」

するようですが、「不動産業者」にも話を聞いてみたら良いと思います。