小江戸川越発リノベーション不動産 革命的賃貸管理会社

 

読者の皆様、こんにちは。

今朝の5時です。

今日も晴れそうで、良かったです。

 

今日は朝から春日部のお世話になっている社長さんの

ご自宅兼事務所を「感度が出る」素敵空間へのきづなリノベーション

の依頼があり、ワーゲンバスで春日部まで。

新入社員さんの社会保険加入手続きに、社有購入いただいたお客様の

住宅ローンの金消契約立会いまで。

繁忙期と言っても、きづな住宅はいつもの繁忙期。

世間の不動産会社とは動きが違います。

 

さて、呪いの商業物件（賃貸テナント）ってご存知ですか？

いわゆる、何度も何度も開店するもお店が潰れて、

続かない立地の商業物件のことを言います。

 

関西南部の「くちべらし池ロードサイド」、

京都市内の「応仁の乱跡ビル」

などは日経ビジネスの記事で有名になったようです。

 

小江戸・川越でも、呪いの店舗はありますね。

ちょっと問題があるので、特定することは差し控えさせていただきますが、

※お会いした時にでもお話ししましょう。　小江戸・川越を知り尽くした

「ごえっこ」・きづな社長がお答えします。

うーん、昔は回転すしに定食屋さんに・・・・今のラーメン店は

長続きしていますね。

何故でしょうか？

 

それは、くちべらし池のリンクのブログの後半にあるように、

店主さんのそれを克服しようとする「発想」と「工夫」と「執念」

なのでしょう。

そもそも人通りの多い・駅に近い・目立つ場所に

店舗を構えることができ、お店が長く存続する会社やお店（組織）

ってどんな人たちでしょう。

 

１、代々から相続された自分の土地の上で営業できる人

　例→クレアモール・新富町の八百屋さん、クレアモールの文明堂パン屋さん

　　　お茶の吉野園さん、丸広の足元・クレアモールの文具店、木村屋さん。

　　　

２、大資本・上場企業・キャッシュリッチ企業　など

　　例→銀行・大手コンビニ・東証1部儲かりラーメン店ハイディ日高さん

　　起業を考える人たちがとても出せる（賃料・保証金・初期費用）場所ではありません。

　　こんなところで無理して起業しようものなら、すぐ潰れるでしょう。

　　家賃倒れになるから。

 

私達きづな住宅は1ではないのですが、借金して夫婦で買った土地の上に

会社がある＝家賃が無いのです。　でも、そのかわり、人通りは、全くありません。

 

 

1番の自分の土地で商売している人って、結構長く続きます。

しかし最近は、それが良い立地であればあるほど、

川越などでも東京のハゲタカファンドや金勘定が得意な

建てましょう建てましょう系の建築紐付き不動産会社の

「貸して楽して暮らしましょうよ、商売なんてやめた方がお金が入りますよ」

コレのせいで、クレアモールは川越のゴエッコが商売する伝統のお店は

殆ど無くなりました。

 

遂にはあの写真やさん、あの自転車さん・・・あのお店まで賃貸ビル化・・・

これも時代に流れなので仕方がないのですが、まるで地元感がなくなった

クレアモール商店街には私は木村屋さんか丸広本店以外近寄らなく

なりました。　ゴエッ子からしたら味気ないからです。

空いては内装、空いては内装、スケルトンに直さなければ撤退も出来ず、

スケルトン費用は、運転資金は既に借りても底をつき閉店ですので、

親族から頭を下げて借りて、その後朝から深夜まで家族全員でバイトして返す。

おあんな悲惨な話、幾らでもあるのです。

 

だから、クレアモールのテナント募集の看板を見るたびに、悲しくなります。

家賃は1階なら超狭くても30マン円越、保証金は５００万円越、

そこそこのお店の大きさなら70マン１００マン150万！

そして募集の不動産会社は東京03。　なんで東京なの？

それが答えです。　地元の不動業者の管理のビルは少ないです。

兎に角、クレアモールはすでに小さい組織が利益を上げられる

余地は無いほど家賃が高騰し、入れ替わりで入る手数料と

入れ替わりで壊す解体業者とまた内装出来る内装コンサル＆店舗工事建築会社

が儲かるのです。　人の涙で儲けるのは・・・私は嫌です。

だから・・・クレアモールから私の気持ちが離れた次第です。

 

過去にセガのゲーセンがあったKスクエアビル。

私が株主のコロワイドのニジュウマルと甘太郎という

居酒屋以外は空室でももう10年以上稼働し続ける謎のﾋﾞﾙ。

昔は1回にシータというファミコンショップがあり、

良く行ったものです。

なになに。地下の家賃が１８０マン！(@_@)

これを大手でも払える人がいないから、10年空きっぱなし。

うーん、下げて入れた方がいいような。　ゲーセン減ってしまうと

寂しいです。　ゲーセンで育った私ですので。

 

それに代わって、クレアモールエンド（くらりの先）から大正浪漫辺りの地元の

お店は大好きですね。

大学芋のいわたさんの芋バター、いせやのお稲荷にすあま。

小川菊ののれんに安心感を感じ、あさひ堂で子供の駄菓子を。

角の松定さんと川越商工会議所の建物、亀屋さんを見ると血圧が下がります。

それ位安心します。

 

一番街、クレアモール。　バカっ高の家賃の場所はその内下がってくると思います。

あの山田うどんがクレアモールで半年で撤退したのは衝撃でした。

マーケティングがロードサイドと違い経験不足だったのでしょうけど、

あれは驚きました。

大資本の組織が店をたたむようになったら、その時はもう赤信号、

家賃は下がります。

 

私は一桁から20万円以下で川越の街に面白い店舗を創って行きたいと考えています。

場所は少し入ったところや駅までは遠いところ。

川越駅の西口、我が町新宿町や旭町はそういう開業立地には適した場所だと

私は考えています。

そこそこの商業規模がここにはあるのです。　この人たちは駅前やクレアモールへは

買物にはいきません。あまり。　自らの西口サークルで完結させるのです。

 

東口の住人さんの買い物行動程読めないものはありません。

アトレが好きな人、ベルク派になってしまった人、角上マミーマート派の人、

車で絶対OK民からマイナーですが、仲町コープや24時間マルエツ派の人も。

ヨーカドー閉店で、全く読めません。

本川越PEPEの地下のスーパーが西武自ら西友でダメ、外資の鶴亀でもダメ、

遂にはいなげや隠しのブルーミングブルーミーですが・・・

いつまで続くか、私が株主のいなげやですので、保有したまま超ウォッチしています。

 

結論、駅前だから繁盛するのではない、駅から遠いから１００％ダメなのではない

　　　工夫と熱意と、店主さんの人柄と「カワリなさ」が大事と日経ビジネスも

　　　言っておりますし、私もそう思います。

　　　弊社はご予約の方がご来店以外は店舗の鍵がかかっておる、変なお店です。

　　　変なお店ですが、お陰様で7期目、ありがとうございますm(__)m