小江戸川越発リノベーション不動産 革命的賃貸管理会社

 

きづなファミリーがハワイに行ったのは東日本大震災の2週間前でした。

（だから一生忘れません）

 

時は「きづな住宅」を開業した頃。

起業って、登記やら申請やらあって、HPの作成なんかもあって、私の中では

「いったいいつ始まったんだ？」

という感じなんです。

当時はHPもなんだかんだで未完成だったし、自社物件もなかったし、

場所は殆ど人通りのない閑静な住宅地。

結局開業して半年はHPに物件を入れるための撮影だの入力だのに

かかりきりだったし、お客様もお問い合わせも無し。

（正直、ヤバいと思いましたが。）

そんな半年の間に、

「本格的に会社が動き出したら行けなくなるかもしれないから」

と、思い切ってハワイを計画したのは震災前の年の12月でした。

 

今はLCCなんてのがあって、ハワイも相当安いのでしょうか・・・

もと旅行会社の私も現在の相場は全く分かりませんが、

当時、早割で大人約5万円は安かったと思います。（モチロン

中華航空）

ハワイではもちろん、コンドミニアム。

昔働いていた会社のツテを頼って、中心地より遠いけど

安いワイキキサンセットに泊まりました。

それにレンタカーを合わせても、トータル50万は切っていたと

思うので、あの旅行は安かったよなぁ・・・

しかし、子供達は殆ど覚えてない。

ホテルのプールの底に描かれた「エイ」が怖いとプールに入るのを

拒否った長男坊・・・

ノースシェアのガーリックシュリンプもドールのパイナップルエクスプレスも

覚えてないそうです。

はいはい、完全に親の自己満足ですね。

連れてって想い出が残る年にはお金も大人相応にかかるように

できているんだよなぁ・・・

 

でも、あの時行っておいてよかったなぁ・・・と

感じる、帰国して10日後の震災。

 

いつもは長くても20秒も続かない地震がなかなか治まらなくて、

テーブルの下で娘を抱えながら

「お願いだからとまってーーー！！！」

と泣き叫んだ日。

その後、緊急事態により幼稚園へ長男を迎えに行かなければならなくなり、

車を出すも、あちこちパニックでなかなか幼稚園に着かず。

その後も続く余震に子供達もビクビクしたものでした。

 

そして、そんな時期に稼働し始めたきづな住宅だからこそ、

日本のどん底が最初なら、後はのぼるだけだからと

頑張ってこられた気がします。

 

うーん・・・

明るいハワイの話から震災の話になってしまった。

 

ふじみ野の大家さんとの打合せから立ち寄ったららぽーとで

ハワイアンなレストランを見つけて入店した次第です。

でっかいお皿のハワイアンプレート。

 

貝の器がオシャレなまぐろのタルタルサラダ。

 

なんかフクザツな気分になってしまった

川島綾子でした。