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年を取ると、一層1年が早く感じます。
また1年が過ぎてしまう。
「1度きりの人生だから、大切に、大切に生きよう」
と思うのですが、気が付くと走り過ぎてケガしてしまったりして、
やはり適度に、休みも入れつつ過ごさないと、結局
悔しい時間を過ごすことになるんだよなぁと感じる今日この頃。
先日、長男が風邪をひき(いつも長男で始まる我が家の病)、
つづいて私に感染りました。
そこで反省したことが、長男のハードスケジュール。
急遽9月から入れた「日能研」により、1週間ほぼ習い事になってしまいました。
日能研は月曜日と水曜日。その他になんだかんだでほぼ毎週末テストがあります。
そこに既存の習い事をそのまま続けるかたちになったこの3ヶ月。
当初は減らす予定だった習い事も、本人がポイントをもらえるまで頑張りたいと
2学期12月まで続けることになりました。
・・・やっぱりキツかったんだろうなぁ・・・
私自身、子供の頃の習い事として、スイミング・習字・ピアノをやっていた
のですが、正直なところピアノが大っ嫌いでした。
今から思うに、ピアノは2階の子供部屋にあり、一人で練習するのが嫌だった
からだと思います。
そんな嫌いなビアノだから上達せず、
「もうピアノなんかやめちゃいな!!」
と、事あるごとに言われるわけですが、何故か
「やめる」
の一言が言えず、だらだらと5年生くらいまで続けてしまいました。
そして、大人になって弾ける曲が「猫ふんじゃった」だけだという悲劇。
そのピアノも、母にとっては想い出らしく、去年まで実家に置いてありましたが、
業者に引き取ってもらうことになりました。
あの時どうして「やめる」と言えなかったのか。
あの時どうして母は無理やりにでもやめさせられなかったのか。
その答えが今は解る気がします。
幼稚園から始めた習い事。
その習い事で貯めたポイントでくじが10回ひけるそうです。
それを有終の美として、次のステップへ進みます。
川島綾子でした。